第1章
‐ 準備 【preparation】 ‐
私の経験上、CG(動画)製作をするにあたって、実作業に移る前にやっておいた方がいい事がいくつかあります。これらを行う事によって、作業能率の向上、生産性の増大、交通事故防止、家内安全、肝機能の向上、肌荒れの防止、冥王星から発信されている変な電波の遮断、ニャントロ星人による地球侵攻の抑止etc...
様々なご利益を受ける事が出来ると、飼い猫のコーティーがめんどくさそうに言っている夢をこの前見ました。何かの啓示だったのでしょうか?
と、和やかな雰囲気になったきたところでここからが本文です。
1 食事と入浴は済ませておく
CG製作とは過酷なもの・・・一旦作業を開始すれば、次にいつ自我を取り戻す事が出来るか解りません。
ある日マウスを握ったままパソコンデスクの下に倒れてピクピクしているところを翌朝家族やその他の者から発見されて
それをネタに長期間に亘って笑いものにされていたなんて事も有りえるのです。特に私のように趣味でやってる人間にとって、
そのような事態が頻発するような場合、マジで洒落にならない展開を引き起こす可能性があります。
まぁ簡単に言うと、有給休暇には限りがあり、それを使いすぎると会社をクビになるという事です。
2 祈祷する
何事も心掛けが大切です。聖地ヌーテックの方向を向いて、良い物が作れるようにと祈りを捧げましょう。
出来れば、モズグス様のように朝夕1000回やりましょう。
←お手本
出来なければやらなくてもいいです。
余談ですが。顔や体が直線で構成されている事を鑑みるに、彼はひょっとするとポリゴンだったのかもしれませんね。
惜しい人を亡くしました。
尚、お祈りを捧げる前に周囲に人が居ないか、きちんと確認をしましょう。
人が居た場合、お祈りしてはいけません。それをやっていいのは真の勇者だけです。
それと、にゅうテックという会社が何処に在るのかは地球儀か何かで調べてください。私も知りません。
3 準備運動する
準備運動をしましょう。特に腰と肩と首は念入りにやっておいた方が無難です。
体を動かす事によって脳も活性化され、作業効率が大幅にアップするという風な事をプラシーボ効果っぽく
脳内革命して+思考で自分の都合のいいように考える事によって、なんらかの好影響がもたらされるんだと己に言い聞かせる事が肝要であって、
運動自体には大した意味が無いんじゃないかと思うんですが、その辺どうなんでしょう。
4 気分転換グッズを用意しておく
CG作成中に気分転換の為のグッズ等を用意しておきましょう。
単調になりがちな製作時間にメリハリをつけ、節目節目で気分転換を図る事が作業全体をはかどらせるという事が実証されたデータが
どこかにきっとある筈です。
ちなみに私の場合、レンダリング中は本を読むようにしています。
浦安鉄筋家族とか。
特に好きな登場人物は春巻と花丸木と国会議員です。浜岡先生は天才だと思います。
普通の人間は「ちょりそー」だとか「らむーん」だとか「バイショー」だとか思いつきません。
一体どう云ったモノの考え方をすればあのような稀有なギャグのセンスというものが身に付くのであろうか。
特にウンコネタが秀逸である。私はこの作品に巡り合って、ギャグの原点はウンコネタであるのだと云う事を痛感させられた。
当作品以外でウンコネタを大々的に扱っている作品があるだろうか――
いや、無い。
何故か?
本来、現代社会に措いてもウンコとは不衛生極まりの無い排泄物の集合体であり、又 汚物の代名詞の如き扱いを受けるのが常である。
実際、我々人類は太古の昔から「ウンコは忌むべきもの」だという共通の認識の下、
〜 中略 〜
という歴史認識を前提に置けば、
時を越えて万人に共通し、宗教や神話にも共通する精神原型は深層意識から生まれるものである。
とのユングの言葉が何とも真実味を帯びて私の胸に迫ってくるのは、何やら可笑しくもあり、そして哀しくもある。
5 宣誓をする
宣誓、我々は、スポーツマンシップを乗っ取り、正々堂々、モデリンぐる事を誓いません。
いいじゃないか。人間だもの。
第2章「モデリング」へ続く――